夫の痛風の対策でビールからハイボールに変えました
20代のパート主婦です。
約2年前、夫が痛風と診断されました。
営業職の夫は毎日革靴を履きますが、ある日革靴が普通には履けないほどに足が腫れ、あまりの痛さにタクシーで通勤したこともあったほどです。
痛風の発症は遺伝によるものが多いそうで、夫の家系には痛風の人が多いです。
痛風の対処法として、まず、当たり前ですが医師から処方された薬を1日1錠欠かさず服用しています。
飲み忘れてはいけないので、100円ショップなどでよく売られている、飲んだかどうか見てすぐわかる1錠ずつ入れておける薬ケースを使用しています。
その他の対処法として、特に意識していることはアルコールの摂取についてです。
プリン体を多く含む食物の摂取はNGとよく耳にしますが、それほど偏った食生活や多量摂取はもともとしていなかったので、気にせず普段通りの食事をしています。
ただ、ビールの摂取量は人と比べてもかなり多い方でした。
夫は飲み会に行くと数杯〜数十杯飲んでしまうほどのビール好きでした。
薬を服用してからも、ビールの量を変えずいたときには何度か痛風の発作が起きてしまいました。
そこで、飲むお酒はビールからハイボールに完全に切り替えました。
ビールは飲んだとしても最初の1杯だけにとどめています。
自宅でも、ウイスキーと炭酸水を常備し、自分でハイボールを作っています。
ただし、プリン体を多く含んでいないお酒ならどれだけ飲んでも問題ないのかと言うと、実はそうでもないそうです。
アルコール全般は、飲むと肝臓で解毒されるときに、体内でつくられる尿酸が増えてしまいます。
そしてこのときにつくられる乳酸により、尿酸が排泄されにくくなってしまうのです。
つまり飲酒自体が痛風患者にとってはあまり良くないことです。
しかし、お酒好きの人が完全に断酒するとなるとストレスがたまってしまいます。
夫の親戚は飲酒を一切しないにも関わらず痛風を発症したので、アルコールを摂取しなければ良いと言う問題でもなさそうですが、アルコールの摂取が良くない影響を与えることも事実です。
お酒をやめられない人は、アルコールの種類を変えるだけでなく量を減らすことが重要です。
そのため、自宅ではウイスキーの量を減らし炭酸の量を増やすことにしました。
意識的にお酒の飲み方を変えてからは、発作が起こることはなくなりました。
お酒好きの人は、上手くお酒と付き合うことが求められますが、出来る限りストレスなく続けられるような工夫が必要だと思います。